佐賀県武雄市を舞台に、6泊7日の合宿形式で、仲間とともに街づくりの実践課題に挑戦するインターン。武雄市に、世界一住みたい街「スローライフタウン・コンパクトタウン」を実現するべく、チームで協力しながらプランを練り、最後に企画書の提出&プレゼンしていただきます。具体的なテーマは下記参照。
インターンの舞台は佐賀県武雄市です。温泉とグルメの町と呼ばれ、日本住みたい田舎ランキング2016で3位ランクインした人気の田舎です。大自然が広がり、食べ物が美味しい武雄市は、近年移住者が増えています。日本銀行や東京駅の設計者である辰野金吾が設計した楼門のある「武雄温泉」や、カフェつきのオシャレな図書館として多くのメディアに取り上げられている「武雄市図書館」など、観光地としても有名です。
インターンの主催は、朝日I&R株式会社です。私たちの会社は、武雄市に本社を置きながら、主な事業として住宅リフォームをおこなっています。1965年の設立から、佐賀から福岡の地域に密着し続け、住宅のリフォームやリノベーションを通した幸せな住まい・暮らしづくりを行ってきました。その「暮らしづくり」の延長として、これからは、街づくりに力を入れていきます。私たちが誇る武雄という素晴らしい街を、より幸せな暮らし溢れる街にしていきますので、よろしくお願いいたします。
2013年アメリカベストシティランキング第1位、全米で35歳以下が最も住みやすい街ランキング第1位など、今、たくさんのアメリカ人を魅了している街、それが米オレゴン州にある「ポートランド」です。その他『メンズジャーナル』誌(2006年)や『マネー』誌(2000年)でも、“全米でもっとも住みやすい街”に選ばれています。
ポートランドはそれだけにとどまらず、『全米で最も環境に優しい都市』『全米で最も自転車通勤に適した都市』『全米で最も出産に適した都市』『全米で最も外食目的で出かける価値のある都市』『全米で最も菜食主義者に優しい街』『きちんとした食生活で健康に暮らせる街』『知的労働者に最も人気のある都市』『今年の美食の街:急成長する食文化都市』など、挙げればキリがないほど、全米ランキング第1位を総なめしている街です。
なぜそこまで人気があるのか。その理由はたくさんあります。
その勢いは日本にまで影響し、
など、日本でブームになっている店は、ポートランド発のものが数多く見られます。
ポートランドの暮らしの中心にあるもの、それは「大自然」です。ポートランドは今まで、自然を残した街づくりをしてきました。そこには、多額の学生ローンや、不況で苦労した若者が陥りがちな「お金」「就職」「個人的利益」が人生のゴール」という価値観とは全く別の世界が広がっています。住民はみんな、高い年収や肩書きに心をひかれず、自分らしい最高の人生を送ることに大きな関心があり、人を批判したりはしません。
いまポートランドでは、「自然と共存した暮らし」「自分らしい最高の暮らし」を求め集まった若者が新しいものを生むことで街が発展し、それがさらに新しい若者を街に呼び込む、という好循環が生まれています。このように、緑豊かな環境とキレイな空気、雄大な山や川にかこまれながらも、ミュージックやアートシーンに象徴されるユニークなカルチャーなど多様性溢れる街の姿は、街づくりの成功例として世界から大きな注目を浴びています。
佐賀県の西部にある武雄市(たけおし)。自然好きにはたまらない街として知られるこの武雄市には、「時間が止まったように感じる」自然、そして、さわやかな木漏れ日がさすドラマのワンシーンが街全体に広がっています。今もなお、この大自然を守り続けている武雄市は、キレイな空気、そしてゆったりとした暮らしを求める人々から人気を集めています。
ポートランドが発展した、その中心にあった自然。武雄市はその自然の宝庫としてだけでなく、実は、温泉とグルメの町としても有名で、『宝島社』日本住みたい田舎ランキングではNO.3に輝くほどの人気の誇ります。その秘密は、大自然に加え、観光地としての魅力と、その街の住みやすさにあります。
武雄の観光名所は独特で、釘を一本も使わずに建設された「武雄温泉楼門」、樹齢約3000年のパワースポットのある「武雄神社」、春は桜、秋は紅葉の名所になる国の登録記念物「御船山楽園」、スターバックスと一体化した「武雄市立図書館」...など、話題生のある場所が多く、あげればキリがありません。これらは、地元の人や観光客など多くの人々に親しまれ、フォトジェニックの場所ばかりです。
また住みやすさに関して、武雄市を含む佐賀県が『東洋経済』住みよさランキング2015ベスト20に4市がランクインするなど、佐賀県は住みやすい県として認められています。その理由は「物価水準が全国有数の低さ」「多様性を受け入れる風土」をはじめ、「創業・イノベーションを促す取り組み」「多様な産業が根付く基盤」「人材の充実・多様性」「都市の暮らしやすさ」「都市の魅力」などが挙げられます。他にも「佐賀市」が『野村総研』暮らしやすさランキング全国1位に輝くなど、佐賀にはまだあまり広まっていない事実がたくさんあるのです。
大自然が広がり、多様性を受け入れる風土が存在するこの武雄市に、今、私たちは大きなイノベーションを起こそうとしています。それは、武雄市に、世界中の誰もが住みたくなる、ポートランドのような街を創ることです。武雄には、心休まる大自然、街の多様性、街の魅力、物価の安さ...この武雄の強みを生かし、時代のニーズに合わせた街づくりを行えば、あとは、このビジョンを実現したいという壮大な心を持った若者たちが集まるだけ!
それでは次に、私たちが武雄市に創る「都市計画」の一部をご紹介します。
武雄ではDASH村のように「農業」+「自分の好きなこと」をする生活を送ることができます。 週4日の農業で収入を安定させ、残りの時間で自分の好きなことをする。そんな理想のスローライフを武雄で手に入れることができます。 農業には、稼げないというイメージがありますが、実は作業を大人数で効率良く分担することで稼げるビジネスに大変身します。 効率の良いシェア農業のしくみを構築することで最高の暮らしをデザインします。
武雄の大自然の中で最高の仲間と共にテラスハウスのような生活を送ることができます。都会の忙しい社会での生活とは対照的に、武雄に集まる人々はスローライフを求める心豊かな人が多いため、自然の中で仲間と楽しい共同生活を営むことができます。また、シェアハウスのため、家賃が安く、食材なども共有することができるため、生活にかかるお金が大幅に減り、都会と比べ、幸福度の高い暮らしが実現します。
Co-livingとCo-farmingのシステムにより、全国から好きなことを求めるクリエイターが武雄に集まります。クリエイターたちはお互いに夢を語るなど、相互作用することで、シェアハウスは「クリエイターズギルド」に進化。ギルドとは「特定のスキルを持った集まり」のことで、ここから生まれる面白いモノが武雄の街で形作られ、、世界一の楽しい街が実現します。
スローライフによる幸福度の高まりは、この街に住むクリエイターのクリエイティブ作業に良い影響を与えます。それと同時に、Co-livingとCo-farmingを通してクリエイター同士の絆も強まります。その結果、新しいアイデアが次々と形になって世に出て行くため、武雄はクリエイティブで最先端なものが日常的に楽しめるそんな街になります。
武雄には、豊かな自然と、温泉があります。その強みを生かしながら、クリエイターたちの力を活用することで、唯一無二の魅力的なリゾート開発を行います。これにより、スローライフ・コンパクトタウンは住むだけでなく、観光地としても人気になり、地域活性、そして雇用促進につながります。
今、世界で大きなトレンドになっているLOHAS(=Lifestyle Of Health And Sustainability)は、健康的で環境に優しい生き方のことです。自分や家族、友達の健康を気遣い、環境によいモノを好み、無理なく続けていく。武雄はこのLOHASをかかげたを街づくりをすることで、健康的で、環境によい暮らしを実現します。また、LOHASは富裕層の間で流行しているため、LOHASをかかげる武雄は、世界の富裕層からの人気獲得にもつながり、経済的にも良い影響が生まれます。
ポタジェとは、見た目も楽しむ家庭菜園のことです(ポタジェ=フランス語で「家庭菜園」という意味)。フランスから伝わったこのポタジェ文化は、日本で今、密かなブーム。家の庭に、果樹、野菜、フルーツ、ハーブなどをオシャレに混ぜて育てることで、生活をより楽しく彩ります。食の安全への関心の高まりから、家庭菜園をやってみたい人が増えている現代だからこそ、自然に囲まれた広い土地が保有できる武雄の強みを生かし、このポタジェ文化を街づくりに積極的に取り入れていきます。
自然がたくさん残る武雄市。ゆったりとした時間の中で、仲間とともに最高のスローライフを送ることができます。自然と寄り添う暮らし。キレイな空気。時間が止まったような感覚。地球に生きる心地良さ。それらを全て、武雄で感じることができます。忙しさが増す都会で、ストレスと隣り合わせで暮らす生活。そこに疑問を感じ、田舎へ移住する若者が増えています。この時代のニーズに応え、最高の暮らしを提供できるように、われわれは自然を最大限に生かした街づくりを行います。
武雄は、クリエイターだけでなく、引退したアスリートなど、第2の人生(セカンドキャリア)を求める人を集めます。そこには、Co-farmingで収入を得ながら、残りの時間を自由に使える「農業」プラス「得意 or 挑戦」の人生が待っています。それにより、スポーツ施設や、リラクゼーション施設、アート展、勉強会など、彼らのスキルを活かしたアクティビティが盛んに生まれ、多様性溢れる街に発展します。またこれは、セカンドキャリア選びに苦労している人が多いという社会問題へのアプローチにもつながります。
インターン参加者の皆様に、武雄市を世界最先端かつ最高峰の『スローライフ・コンパクトタウン』へと変革させる構想について詳しく説明します。自分がどんな街を創りたいか、イメージを膨らましてください。
これまで数多くのビジネスを成功させてきた、一流の起業家から、街づくりに必要な「フレームワーク」や「論理的思考力」などを一気に学びます。自分の理想に最も近いアウトプットをするために、とても重要なスキルです。
「スローライフ・コンパクトタウン」の開発を行う現場を視察します。実際に開発が行われる現場を自分の目で確認し、地元の人や社員の想いなどを聴いて、理想的な街のイメージをさらに膨らましてください。
構想説明やフィールドワークを通して自分の中に生れたアイデアを、チームで協力しながら、どのように形にしていけばいいのか計画をたてます。本構想のカギである、Co-farming(シェア農業)× Co-living(シェアハウス)の様々なアイデアを出してください。
生れたアイデアを実際に進めていく為に、企画書を作成します。自分たちの考えたアイデアが魅力的かつ実現性が高いということを、資料に落とし込んでください。
インターン最終日に、仲間と共に全力で作った「企画書」を、朝日I &Rホールディングス株式会社の社長及び役員人の前で発表してもらいます。魅力的なアイデアをその場で採用する予定です。仲間と共に創り上げた最高のアイデアに対する思いをぶつけてください。
本インターンでは、世界最高峰の「スローライフ・コンパクトタウン」を実現することを前提に、本気の企画をチームで考えていただきます。そのため、本インターンから生まれた企画は、私たち主催者側も真剣に検討させていただきます。これは、あなたが生み出す企画が世界最高峰の「スローライフ・コンパクトタウン」構想に採用される可能性があるということを意味します。
本インターン参加学生の中で、自分が作った企画をそのまま続けていきたい!という学生には、インターン後、プロジェクトを任されるチャンスがあります!その場合は、この世界最高峰の「スローライフ・コンパクトタウン」プロジェクトを、第一線で引っ張っていく人材として、入社1年目からプロジェクトリーダーとして活躍していただきます。
本インターンにかかる交通費、現地での移動費・宿泊費は、全てこちらで負担させていただきます。(こちらが負担する交通費には、航空券も含まれます。)
せっかくの仲間との出会い、そして大自然に囲まれた武雄での滞在をより有意義なものにしていただくために、最終日に観光の時間をご用意します。全力でワークに取り組んだ達成感とともに、武雄の大自然をお楽しみください。
日程 | 2018年2月12日(月)〜2月18日(日) |
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会場 | 朝日I&Rホールディングス株式会社 本社(佐賀県武雄市) |
費用 | 0円(※現地での各自の個人的な遊興費やお土産代、一部食費は除く) |
募集人数 | 32名 |
参加資格 | 上記全日程に参加可能な大学生、大学院生、専門学生、高専生(全学年対象) |
エントリー方法 | ページ内のエントリーボタンからエントリー |
申込締切 | 2018年2月4日(日) 23:59 |
選考方法 | 多数のエントリーがある場合は、オンライン面談にて参加者の選考を行います。 |
選考発表方法 | エントリー時の登録メールアドレスに、合格者のみご連絡させていただきますので予めご了承ください。 |
特記事項 | インターンで社長に実力を示せた学生は、プロジェクト幹部として内定確定&プロジェクト続行決定! |
全日参加が可能な方を対象としていますので、参加したい場合はこちらを優先してください。今回の朝日I&R Camp 2018 Springは、世界で注目を集めている生活スタイルや街のデザインをゼロから実現できる滅多にないチャンスです。このチャンスにぜひ乗っかりたいという意欲ある学生の応募を心よりお待ちしています。
はい。もし内定が決まりましたら、入社後は武雄市に移住していただき、現場でプロジェクトを進めて頂きたいと思っています。「世界一住みたい街」ができあがっていく楽しさを、自分自身が現場で見ながら、プロジェクトを進めていっていただければと思います。
はい、大丈夫です。世間で言われる就活スケジュールは経団連の取り決めであり、経団連加盟企業のみに適応されます。朝日I&Rは経団連に加盟していない為、適応されず、それ以前に選考を行うことや内定を出すことが可能です。